いちこの週刊爆心地

「遅いな~、王子様。8年早く着きすぎちゃったかな~?」

FF14 パッチ4.0の学者の問題点

先日loadstoneで「現状の戦士の問題点」という日記をみて、

とても読んでいて為になったので、私も書いてみようかと思う。

と、いっても戦士のスキル回しについては分からないので、

メインの学者について触れていこうと思う。

 

私も固定の時間が色々合わず、先日デルタ零式4層をやっと攻略したのですが、

やっていく中でやはり学者のデメリットが目に付いてしまったので、

いつかフォーラムで改善点を挙げるときなんかに役立てられるように

覚書として残していこうかと思う。

 

なお、私はヒラ3種カンストして使ってもいます。

文中でノクタ星占や白との比較も出てくると思われますが、

どちらを上方修正せよ、下方修正せよ、という内容ではなく、

学者の現状の問題点に着目してほしいという目的でおこなっております。

 

そのため、学者の問題点を直した結果、

他の職の優位に立ちたいというわけではないということに

ご留意いただける方のみ、読み進めていただければと思います。

 

 

 

さて、デルタ零式だけに限って言えば、

別に学者は悪くないヒーラーだと思います。

と、いうのは現状の枠が白+星or学という募集になっているからです。

 

それは、白の回復力が恐ろしく強いからです。

ホワイトホール、アルマゲスト、強制移動中のhot回復・・・

 

でも私は、それを白の個性だと思っているので良いのです。

白ほどの回復力を他の職に適用せよとは思っていません。

 

そのかわり白はヘイトの高さという恐ろしいデメリットと、

回復を多くしなければならないという責務を背負っています。

 

その代わり、学者にはヒール(実際の減ったHPを戻す力)とは別に

バリア(HPを減らさないための力)があります。

 

そういう個性の差だと思っているので、問題ないのですが・・・。

いかんせんバリアについても学者は星と比べるとあまりにも、

と思ったのでつらつら書いていこうかと思います。

 

検証用ステータス

MIND2437、意志力が2ほど星が高い状態。

この状態だと

鼓舞=6000~6500前後

アスペクトベネフィク=4500~5000前後

 

 

1. 鼓舞とアスペクトベネフィク

 

■鼓舞

 HP回復が6000だった場合、

 回復力100%のバリアを張ることが可能なので、

 HP回復 6000 + バリア 6000 = 12000

 

アスペクトベネフィク

 HP回復が4500だった場合、

 回復力250%のバリアを張ることが可能なので、

 HP回復 4500 + バリア 11250 = 15750

 

これだけでも3750差が発生しています。

学者にはフェアリーがいるから、とのお声を頂戴しそうなので、

フェアリーの回復分を鑑みますと(仕様変更で回復量は意外と低い)

フェアリーの回復は3000~3500となりました。

 

そのため、上記の学者の12000に3000を足すと、

15000となるため、実質回復+バリア量は同じとなります。

しかしながら、アスペクトベネフィクは

即時発動可能という大きな特徴があります。

 

即時発動可能というメリットは説明するまでもありませんが、

学者を触ったことある方ならお分かりかと思いますが、

命令をすぐさま実行してくれない妖精と比べると

利便性が雲泥の差です。

 

ピースしろよとか言われるかと思いますが、

なんでわざわざコマンド実行を押しても

フェアリーのランダムな判断で別の回復が差し込まれるのを

こっちがボタンを一つ入れて動かす必要があるのでしょう・・・。

 

普通に学者の命令を優先にするだけでいいのでは、と思うのですが、

たぶんフェアリーだからしょうがないのだと思います(諦め)

 

HP減った人に自動で回復してくれたり、

学者本人が動けないところで回復できるメリットもありますし。

 

鼓舞の話が出るとクリティカルによるバリア効果が2倍になる

「鼓舞クリ」を語らないわけにはいきません。

(私も鼓舞クリのためだけに学者やっている節があります)

 

それではクリティカルの時の比較をしていきます。

検証はさきほどのステータスと同条件。

クリティカル(数値)と回数(10回中)

学者(2022) 2回 

星 (1735) 1回

※本当はココもあわせたほうがいいのですが、

 面倒くさかったので省略します。お金ないし。

 

鼓舞=9500~10000前後

アスペクトベネフィク=6500~7000前後

 

■鼓舞

 HP回復が9500だった場合、

 回復力200%のバリアを張ることが可能なので、

 HP回復 9500 + バリア 19000 = 28500

 

アスペクトベネフィク

 HP回復が6500だった場合、

 回復力250%のバリアを張ることが可能なので、

 HP回復 6500 + バリア 16250 = 22750

 

この場合にもフェアリーの回復が

もちろんはいるので、クリティカル時は

学者のバリアが強いということになります。

 

また、学者には展開戦術があるため、

クリティカル発動した鼓舞を

PTメンバー全員に付与することによるメリットもあります。

(アイフォーアイも展開できるはずですが、ロールアクションにした時点で

 選択の余地はないし、そもそも物理被ダメによって確率でデバフがつくとか

 タンク以外にかける必要ってありますかねこれ・・・)

 

しかしながら、クリティカルを必ず発動させるアビリティもないため、

狙って発動することが難しいこと、2分というリキャストタイムは

大きなデメリットとなります。

そして被ダメージの前にかけるというバリアという性質上、

即時発動可能なことは有用であると思います。

 

また、MPの消費量は

鼓舞   1800

アスベネ 1440

 

ここはエーテルフローの存在が

学者にはありますし(燃費悪い攻撃で足りなくなるけど)

触れないでおきましょう(ルーシッドドリームを星天対抗で伸ばせるけど)

 

エーテルフローといえば、

アスベネで即時発動が強い強いといっておきながら、

学者の即時発動スキルに触れないのも卑怯なので触れておきます。

 

私はバリアにおいては星のが強いと思っているので、

学者はこの即時発動スキルをのばしていく方向にあるのではないか、と感じています。

(そうじゃないとやってられないフシもある)

 

なお、この即時発動の優秀さは、

白の回復能力の高さ、星のカードにおけるシナジーといった、

個性になると考えております。

 

不撓不屈がクソ強くリキャストタイムが短いので、

白のアサイズや星のステラがいかに攻撃性能を有していても、

不撓不屈が強いのは言及するまでもないかと思います。

 

それでは簡単に比較しやすい生命活性法について触れていこうかと思います。

回復量が同じのケアルラ、ベネフィラと比較したいと思います。

 

エーテルフローのリキャストが明けるまで、

60秒間で活性法が使える回数は3回です。

(45秒に短縮されるけど)

 

上記でも述べたとおり、即時発動可能なところが

大きなメリットです。

しかしながら、回復量はケアルラ、ベネフィラと同等です。

60秒間でケアルラ、ベネフィクが20回打てるとしても、

活性は3回だけ・・・、もちろん即時回復のメリットは大きいので、

レイドでは強いのですが・・・。

 

そして、ケアルラ、ベネフィラには、

ケアル、ベネフィクで低確率ですがプロックして、

ケアルラはMP消費なし、ベネフィラは確定クリティカルがあります。

 

エーテルフローに使用回数が左右され、

学者での一番強い回復である以上、

リキャストタイムの制限内で使いどころを選択せざるを得ません。

 

また、学者がエーテルフローを使用せず、

回復行動を行いたいと思った場合、

フィジク(ケアル、ベネフィク)相当か鼓舞しかありません。

 

鼓舞自体はバリアを鑑みない場合、回復力は低いので、

タンクを回復する際は手間がかかります。

 

ケアルラやベネフィクのような手軽に使えるスキルがないのです。

ここはフェアリーがいるから許せ、ということなのだと感じますが、

回復力だけの差で見ても

鼓舞(300+300)+ フィジク(400) + 光の癒し(250) = 1250

ケアルラ(700) + ケアルラ(700) = 1400

ベネフィラ(650) + ベネフィラ(650) = 1300

 

鼓舞を2回にすることで1200 + 光の癒し(250)で1450

実質回復力トップに見えますが、

実際問題では鼓舞のバリアが壊れていない場合は、

鼓舞のバリアがまるまる無駄になることや、

更新されるものの1回目のバリアの残った分が無駄になってしまうのです。

 

無駄になるバリア、ということで言及したいのが

鼓舞より範囲版鼓舞である士気高揚の策についてです。

士気高揚の策の回復量は150+150です。

 

範囲回復の性質上、全体のHPが減った際に連打する場面がありますが、

バリアが壊れない場合は、バリア分が無駄になってしまうため、

メディカ、ヘリオス等に比べると使い勝手が悪いと感じており、

単体の鼓舞より無駄になるバリアの量が多いため、

回復力が無駄になってしまいます。

 

そのために応急戦術がありますが、

実質総回復量が上がっているわけではなく、一回きりのため、

1回アビリティをはさまなくてはいけない分、

テンポの悪さが目立ちます。

 

これで消費MPが低いのであれば問題ないのですが、

士気高揚の策 2280

メディカ 1680

ヘリオス 1440

 

・・・。

 

素直に300の回復を一ついれていただけると嬉しいな~、

それであればMP下げて欲しいな~という希望があります。

 

 あとは、転化とかいうゴミアビを使うと

フェアリーのメリットを失ってまでエーテルフローを回復して、

フェアリーゲージがなくなるうえに

回復したエーテルフロー使ってもフェアリーがいないから

たまらないとかいう矛盾とか、

エーテルパクトだって自動追尾もなくてIDじゃ使いづらいし、

かけてからすぐ使うわけじゃないし・・・。

普通に10回分、光の癒しが強くなるとかならまだしも!

 

文句だけ言ってもしょうがないので、

 

改善案として、何点か書いておきます。

 

実装難易度やバランスをふまえて、

私の実装して欲しい順番です。

 

1. 士気高揚の策の消費MPの見直し

 メディカ、ヘリオスにあたる回復のため。

 

2. 回復力300のスキルの実装

 メディカ、ヘリオスにあたる回復がなく、

 メディカラ、アスヘリにあたる回復が存在しないため、

 バランスが崩れることもないため。

 

3. 応急戦術の見直し

 上記1と2が実装された場合、応急戦術の効果を変更する必要があります。

 なお、現状学者が火力を出すためにはスペルスピードを盛ることが一般的なため、

 鼓舞クリティカルの恩恵を受けづらいと考えています。

 (白、星は回復量、火力においてもスペルスピードを選択できる環境にあるのに、です)

 応急戦術に確定クリティカルの効果をつけることで、

 スペルスピードのステータスを重視しながら、鼓舞クリを活かせます。

 

4. フィジクのプロック効果追加

 ケアルやベネフィクにプロック効果があるため。

 鼓舞の確定クリティカル、もしくは鼓舞のMP消費なし or 半減

 だったら最高ですが、

 少なくとも現在MPの関係で鼓舞を打ちづらくなっているので、

 フィジクを多用することも多いため、

 なんらかのオマケがあれば嬉しいと思います。

 

5. 転化の見直し

 もう散々言われているので、変更はないのだと思いますが、

 転化をするとエーテルフローが充填されますが、フェアリーがいなくなります。

 

 回復量アップの効果もありますが、実際にはフェアリーがいたほうが、

 回復の手間もはぶけるため、回復量目当てで転化することはめったにありません。

 再召喚には2400ものMPを消費し、召喚のために迅速魔を使うことも多いです。

 

 エーテルフローにしても、4.0より威力の低下があり、

 MPも1200程度しか回復しないため、実際にはデメリットのほうが

 多いと感じています。

 

 また、エーテルフローの見返りとしてのフェアリーゲージですが、

 使いどころを限定されるエーテルパクトしか消費先がないうえに、

 転化を使うとフェアリーが召喚できないため、

 充填されたエーテルフローはフェアリーゲージにはいらないのです。

 

6. フェアリーの挙動の見直し

 もう散々言われているので、変更はないのだと思いますので、

 省略します(フォーラムなどで検索すれば色々ありますたぶん)